今年で4回目となる「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク2024」が7/1(月)~7/31(水)に開催される。
テーマは「サヴァラン」
このイベントは、全国の洋菓子店やホテルで開催しているパティスリーの祭典。開催期間中、共通テーマに沿ったお菓子でオリジナリティーと技を披露する。今年のテーマは「サヴァラン」だ。
今回はこれまでで最大規模となる全国300店のフランス菓子店が参加する。フランス菓子・フランス料理研究家の大森由紀子さんは「このイベントでは伝統的なフランス菓子をテーマにし、その文化や歴史も伝えていきたい」と語る。
「スイーツ名言&推し活」企画も開催
フランスの美食評論家ブリヤ=サヴァランに敬意を表して名付けられたフランスの伝統菓子。
名言「君が何を食べるか言ってみたまえ。君が何者であるかを言い当てよう」などで知られるこのサヴァランにちなんで、今年は「スイーツ名言&推し活」企画をX公式アカウント(@fp_week)で実施する。参加パティシエに「スイーツ名言」を考案してもらい、その店のサヴァランの画像とともに投稿して紹介していく。
サヴァランとは
発酵させて焼いた生地に洋酒をしみこませたケーキという、ワイン愛好家にもファンが多いサヴァラン。誕生したのは19世紀で、その前身である「ババ」が生まれたのが18世紀。ロレーヌ公スタニスラフ・レクチンスキーが作らせたという説がある。食べ残して硬くなったクグロフにお酒をかけて食べたら美味しかったのがきっかけ、というエピソードだ。
これにヒントを得て19世紀に作られるようになったのがサヴァランだ。サヴァランはリング形の生地で、ババは円筒形というのが相違点。ババの生地にはレーズンを入れるという伝統的パターンもある(近年レーズン入り生地はあまり作られていない)。
全国300のパティシエのサヴァランを楽しもう
今回のイベントでは、多くのパティシエが夏向きのさわやかな1品を試行錯誤して完成させた。
シロップにはラム酒やアルマニャックを使うのが定番だが、夏らしくジンやワイン、グランマニエなどを使ったものも登場。柑橘系果物、ショウガなど清涼感のある素材や、バターの代わりに太白ゴマ油を使用するなど、個性豊かなサヴァランも登場する。
ワイン愛好家にお勧めしたいのは、スパークリングワインとのマッチングだ。フルーツを使ったサヴァランには、黄色い果実の香りがただようトロピカルなスパークリングが美味しい。クリームたっぷりのサヴァランにはスペインのカバなど、ドライで気圧が高めのスパークリングがお勧めだ。
参加各店がこのイベントのために考案したオリジナルのサヴァランを存分に楽しみたい。
【全国の参加店】
北海道・東北17店、関東179店、中部22店、近畿51店、
中国・四国12店、九州・沖縄20店
店舗はこちらから検索を。
www.francepatisserieweek.com/pastryshops
フォトキャンペーン同時開催。Instagramで写真を投稿しよう
期間中、スイーツの画像や動画をInstagramに投稿するフォトキャンペーンも開始される。抽選で素敵なプレゼントが当たる。
応募期間:2024/7/1(月)~2024/7/31(水)
応募方法など詳細:www.francepatisserieweek.com/campaign
「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク2024」
公式サイト:https://francepatisserieweek.com/
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