2019年11月19日（火）六本木のワイン食堂「ル・プティ・マルシェ」にボルドーの生産者５人が集い、各シャトーのヴィンテージが２種ずつ提供された。 ディナーの参加者は主に「ル・プティ・マルシェ」の常連客や、１階に併設されている「ワインショップソムリエ」の利用客だ。
５人もの生産者と直接交流できる貴重な機会とあって、予定を大幅に超える60人以上の参加者となり大盛況となった。
５人の生産者は、各テーブルの参加客にシャトーとヴィンテージについて紹介して廻った。参加客はこの日のための特別フルコースを楽しみながら、ワインを飲み比べて料理に合うものを探ったり、生産者と交流したりして過ごした。
各シャトーからは貴重なバックヴィンテージも提供され、それを生産者の解説付きで楽しめるという非常に贅沢な時間となった。
今回の交流会に参加したシャトーと、提供されたヴィンテージは以下のとおりだ。
『シャトー・ブラーヌ・カントナック』2009年／2011年
『シャトー・ラ・ガフリエール』1998年／2012年
『シャトー・タルボ』1996年／2014年、『シャトー・タルボ カイユ・ブラン』2015年
『シャトー・ランシュ・ムーサ』2003年／2012年
『シャトー・スデュイロー』2005年／2010年
「シャトー・ブラーヌ・カントナック」
セールスディレクターのマリ＝エレーヌ・デュセックさん
2009年／2011年
「2009年ヴィンテージは、魚や肉の素材の味を生かした和食とぜひ合わせてほしいです」ご自身も和食が大好きなのだとか。
「シャトー・ラ・ガフリエール」
オーナーのベランジェール・ド・マレ・ページュさん
1998年／2012年
1998年ヴィンテージは「カベルネ・フランの比率を上げたことにより、まろやかでやさしいエレガントなワインになりました」と自信作を披露した。
「シャトー・タルボ」
オーナーのジャン＝ポール・ビニョン氏
1996年／2014年
2014年ヴィンテージについて「暑い年特有の、タバコを思わせるスモーキーな香りを楽しんでほしい」と熱心に語った。
「シャトー・ランシュ・ムーサ」
CEOのフレデリック・カステジャ氏
2003年／2012年
天候に恵まれた2012年ヴィンテージは「ベルベットのように滑らかなテクスチャーと、カシスやスパイスを思わせる華やかな余韻を楽しんでもらえるはず」と話した。
「シャトー・スデュイロー」
ブランドアンバサダーのアナ・カルヴァリョさん
2005年／2010年
2005年は天候も素晴らしく、ハチミツやシナモン、白コショウやウコン、さらにはヴァニラの豊かな香りが漂う。「味は濃厚でいて、フレッシュさを感じられる酸味がある」と話した。チーズや、スイーツなどの甘いものと合わせて楽しんでほしいとのことだった。
「ワイン食堂 ル・プティ・マルシェ」
（「ワインショップソムリエ」２階併設レストラン）
住所：東京都港区六本木6-1-12 21六本木ビル２階
電話：03-3401-2929
営業時間：【月～金】ランチ／11:30～15:00(LO 14:30) ディナー／17:30 ～ 23:30(LO 22:30)
【土】ランチ／11:30～16:00(LO 15:00) ディナー／17:30 ～ 23:30(LO 22:30)
【日・祝日】ランチ／11:30～16:00(LO 15:00) ディナー／17:30 ～ 22:30(LO 21:30)
