カリフォルニア「ジャクソン・ファミリー・ワインズ」のオーナー、クリストファー・ジャクソン氏と国際セールス・マーケティング担当のゲイリー・バチェラーさんが来日し、デブラ・マイバーグMW、ディミトリ・メスナードMS、ソムリエのヤン・セジュ氏をゲストに迎え、2トップブランド「ヴェリテ」「カーディナル」の2016年ヴィンテージのお披露目を行った。

画像: (左から)ディミトリ・メスナードMS、ゲイリー・バチェラーさん(国際セールス・マーケティング担当)オーナー、デブラ・マイバーグMW、クリストファー・ジャクソン氏、ヤン・セジュ氏

(左から)ディミトリ・メスナードMS、ゲイリー・バチェラーさん(国際セールス・マーケティング担当)オーナー、デブラ・マイバーグMW、クリストファー・ジャクソン氏、ヤン・セジュ氏

 

 ジャクソン氏によるとソノマの2016年は安定していい気候だったという。畑がある場所はソノマでも暖かい場所だが、標高が高いため、しっかりしたストラクチャーを感じるワインができる。冷涼な気候から生育期間が長いため、ブドウに酸味が生まれ、長期熟成可能なワインになるという。

 ワインはメルロ主体の『ラ・ミューズ』、カベルネ・ソーヴィニョン主体『ラ・ジョワ』、カベルネ・フラン主体の『ル・デジール』の2016年を2008年と比較試飲。いくつかのブドウ品種、個性の違う畑をブレンドし複雑さをもたらしている。

 「しっかりしたアロマを感じていただきたい。冷涼気候からくる青さを感じる」とクリストファー氏。デブラ・マイバーグMWは「ソノマらしいハーバルな印象が魅力的」と評価した。

 『カーディナル』は2005年、06年、07年、14年、16年を垂直テイスティング。標高の高い、水はけがいい冷涼な四つのエリアの畑を使用。凝縮しておりタンニンが豊富とヤン氏は解説。どのヴィンテージも一貫しているのは複雑みのあるアロマと果実味のバランスがいいということ。「ナパのモダンなスタイルのワインに仕上げている」クリストファー氏は語った。

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