ボルドー、ペサック・レオニャンの「シャトー・スミス・オー・ラフィット」は、2020年産がフロランス&ダニエル・カティヤール夫妻によるシャトー買収30周年に当たるのを記念して、特別ラベルを採用したボトルを販売することになり、このほどその概要を発表した。
2020年産は同時にシャトー・スミス・オー・ラフィットの生産責任者、ファビヤン・テガン氏がシャトー・スミス・オー・ラフィットで手掛けた25番目のミレジム。さらに、シャトー・スミス・オー・ラフィットの起源とされる、1365年のボクス家によるこの地での最初のブドウ栽培から数えて655年目に当たるという。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大というネガティブな記憶を伴うミレジムだが、2020年産はシャトー・スミス・オー・ラフィットにとって、明るい希望を灯す記念すべきミレジムになったとフロランス・カティヤールさんは語っている。
従来のラベルはベージュ地に濃いブルーのエンブレムをあしらったものだが、2020年産には黒地に金文字を配した豪華なラベル採用した。テーブルに置いた際に一際目を引くデザインで、ワイン愛好家にとって話題のボトルになりそうだ。