化粧品会社「ファンケル」は、酒造メーカーとオリジナルのアルコール商品を共同開発した。知られざる日本各地のこだわりの製品を、生産者のストーリーとともに届けるというコンセプトの「おいしいものがたり」の取り組みを10月20日からスタート。今回は宮城・神奈川・福島のメーカーと共に開発した「日本酒」「クラフトビール」「自家製サングリアの素」を販売する。
玄米で造られた日本酒
『純米酒 金のいぶき』は宮城県の日本酒蔵「寒梅酒造」が玄米で醸した日本酒。胚芽が大きく、土壌のミネラルをたっぷりと吸い上げるので、豊富な栄養と甘味があるのが特長。きれいな飲み口と柑橘類の香りを併せ持つ。
ご近所つながりで生まれたクラフトビール
横浜のクラフトブルワリー「横浜ビール」はファンケルの本社が近所という縁で、今回の『Yokohama Kaoru Beer』が誕生。食事に合うビールを目指し、香りにこだわった。3種類のホップを使用したさわやかな「ラガー」とバナナやヴァニラのような香りが華やかな「ヴァイツェン」の2種類をセットにして販売する。
丁寧に乾燥させた国産フルーツで造るサングリアの素
福島県の「GNS」と開発したのは、好きなワインやジュースを入れて造る自家製サングリアの素。低温で乾燥させた国産フルーツやスパイス、甜菜糖をボトルに詰め、そこにワインを注いで冷蔵庫で数時間寝かせるとサングリアができるというもの。炭酸で割っていただく。
ファンケルは2019年より「キリンホールディングス」と資本提携をしたのをきっかけに、酒類販売免許を取得。国産ビールやワイン、日本酒が地域コミュニティの活性を図っていくものとし、サステイナブルな取り組みの一部として、今回のコラボレーション商品の実現に至った。
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https://www.fancl.co.jp/healthy/2211_monogatari/index.html