「日本酒を世界酒に」をビジョンに掲げる「WAKAZE」。2016年に創業し、山形、東京・三軒茶屋での酒造りを経て、2019年に世界の食文化の中心であるパリの近郊に醸造所「KURA GRAND PARIS」を創立。伝統な日本の酒造りを守りながら、フランスの食文化と風土に寄り添う「新しいSAKE」を生み出している。
看板商品は『THE CLASSIC』だ。日本版は山形産の「つや姫」と地元の水を使い、フランス版は南仏カマルグ産の米をはじめとするフランス産の原材料を用いて醸造。その土地の食文化やテロワールが見える酒造りを行っている。
![画像1: © @sadiksansvoltaire](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783513/rc/2023/08/16/ef6ae34ad270ebefa2b7b0b3bb4777c196c8b135.jpg)
© @sadiksansvoltaire
そしてこの度、『ミシュラン』2ツ星のフレンチシェフ、ティエリー・マルク氏とのコラボ―レーションによるカプセルコレクション3種を限定発売。親日家であり、日本をはじめとしたアジア料理からもインスピレーションを得るシェフからのオーダーは、シェフの料理を引き立たせる“SAKE”を造ること。このコラボレーションにより生まれた『ICONIQUE』『MAGNIFIQUE』『UNIQUE』の三つの“SAKE”は従来のWAKAZEの酒造りをベースにしつつ、より丁寧で贅沢な製法を取り入れ、洗練された食との相性を追求した3本に仕上がっている。
引き算の思想から生まれた、クリアでピュアな味わい『ICONIQUE』
![画像2: © @sadiksansvoltaire](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783513/rc/2023/08/16/8fc95df161ffa89f49f581fb7ede9e5e8109e3e7.jpg)
© @sadiksansvoltaire
カプセルコレクションを代表する1本。フランス産原材料を、吟醸造りを超える水準の長期間、低温で丁寧にゆっくり発酵させ、味わいの透明感とフルーティーな香りを表現。最も透明感の高い部分のみを使用する「中取り」と、アッサンブラージュにより最適なバランスを追求した贅沢な1本だ。
<ペアリング>
白身魚のマリネ、セビーチェ、ハードチーズ(コンテ)
価格:9900円(税別)
料理を引き立てる酸味とさわやかな香り『MAGNIFIQUE』
![画像3: © @sadiksansvoltaire](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783513/rc/2023/08/16/83e005fdb04e6b0ef5ce0ba8f963c139fb011a3a.jpg)
© @sadiksansvoltaire
シェフが料理との調和に求めた「白麹による酸味」を最も体現した、白麹を主体としたレシピによる1本。極めて低い温度で発酵させることで白麹がわずかに生み出す甘さを引き出し、柑橘のような酸味と硬水のミネラル感をやわらかく楽しめるバランスに仕上げている。
<ペアリング>
白身魚のカルパッチョ、牡蠣、ホタテ、季節のフルーツ
価格:9700円(税別)
オークの香りと繊細な米の風味が調和『UNIQUE』
![画像4: © @sadiksansvoltaire](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783513/rc/2023/08/16/4c2bf121bcab11fc41d614d6d38e751ce9a96962.jpg)
© @sadiksansvoltaire
シェフが本コレクションに求めた「SAKEの多様性」を象徴するウイスキー樽熟成による1本。フランス産原材料を低温長期発酵で丁寧に醸したSAKEをパリのウイスキー(La Fabrique à Alcool)の樽で約2ヵ月半熟成。洗練されたオークの香りと繊細な米の風味が絶妙に融合した味わいは食後酒としても楽しめる。
<ペアリング>
蜂蜜のタルト、アーモンド、ドライフルーツ
価格:1万1200円(税別)
「WAKAZE」オンラインストアと一部小売店様にて限定販売