オーストラリア、マクラーレン・ヴェールの「モリードゥーカー」。これまで「ワインスペクテイター」のTOP10に2度も選ばれ、オーストラリアではカルトワイン的な人気を博す。このほどオーナーファミリーでグローバルセールス・マネジャーのルーク・マーキーズ氏が来日し、自身のワインをPRした。

“モリードゥーカー”はオーストラリアのスラング(俗語)で「左利き」を意味する。ルーク氏の両親もスタッフも左利きが多いということから、このブランド名を付けたという。(ちなみに、ルーク氏は右利き)

同社では独自の灌漑プログラムによりブドウを栽培。これは収穫直前にブドウに水を与えることで、糖度を蓄積させずに成熟させるというもの。長年の研究と経験により編み出された。またワインを口に含んだ際の広がり方や、喉に流れるまでの滑らかさなどを数値化した指標「マーキーズ フルーツウェイト」を設け、商品のランク付けに用いるなどユニークなワイン造りを貫く。

この日は東京・日比谷の「春秋ツギハギ」の料理とともに、5アイテムのワインを試飲した。

画像1: 独自でユニークなコンセプトの「モリードゥーカ―」

『ミス・モーリー』は赤ワインのスパークリング。オーストラリアは赤のスパークリングも盛んで、シラーズ100パーセント。100パーセントアメリカンオークで発酵、熟成した赤ワイン(『ボクサー』という名でリリース)に炭酸を注入してスパークリングに仕上げた。しっかりした味わいだが、泡があるので軽やかで、飲みやすい。これからの季節、バーベキューにもってこいだ。

ポルトガル品種、ヴェルデーニョを使用した『ザ・バイオリニスト』は滑らかなテクスチャー。アルコール度数は、何と16℃。「違う次元のワインを体験してほしい」という思いから、高アルコールのワインを造った。酸も高くバランスが取れているため、それほどアルコールによるボリュームを感じない。

『ブルー・アイ・ボーイ』はルーク氏のためのボトル。ラベルに描かれた男の子は幼少期のルーク氏がモデルだとか。シラーズ100%で、ブルーベリー、プラム、ダークチョコレートの香り。

ここでルーク氏が自身のワインをより美味しく飲む方法を教えてくれた。モリードゥーカーではSO2を極力使用せずに醸造するため、ワインが酸化しやすくなる。酸化を防ぐために醸造工程で窒素を使うが、それがわずかにワインに溶け込んでしまうそうだ。そこで同社が推奨しているのは、何と飲む前にワインボトルをシェイク(振る)する、ということ。ボトルに振動を与えると、溶け込んだ微量の窒素が気化されるという。

ルーク氏は抜栓したワインをグラスに少し注いだ後に、しっかり栓をしてからボトルを逆さに持ち、大胆にシェイク! このシェイクしたワインとそうでないワインを比較してみたが、確かにシェイクした方がワインが開き、よりアロマを鮮明に感じることができた。

「リリースしたての若い赤ワインにこの方法をお勧めしています。間違ってもスパークリングワインはシェイクしないで」とルーク氏は笑う。

『ベルベットグローブ』は良年だけ造るトップキュヴェ。その名の通りベルベットのような滑らかなテクスチャーが心地いい。ブラックプラム、ブルーベリーなどとハーブやスパイスの香り。果実味、酸、タンニンが完璧にバランスを取り、エレガント。一緒に供された牛肉のステーキとも素晴らしい相性を見せた。和牛のすき焼きなどにも合いそうだ。

画像2: 独自でユニークなコンセプトの「モリードゥーカ―」

最後は、早摘みのヴェルデーリョを使ったスパークリング『ユーフォリア 2019年』。すべてステンレスで発酵、熟成している。柑橘やグレープフルーツに、フレッシュな酸が心地いい。

ボトルの1本、1本にユニークなしかけやエピソードがあり、飲んでわくわくするようなモリードゥーカー。味わいや品質はもちろんのこと、私たちにワインを飲む楽しさを伝えてくれる、そんな生産者の思いを感じることができた。

ワインに関するお問い合わせ:アイコニック ワイン・ジャパン㈱ 03-5848-8344

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