「2025年 大阪・関西万博」のイタリアパビリオンでは、世界美術史に残る名作が一堂に会する特別展示を間近で堪能できる。

画像: イタリアパビリオンの屋上には「イタリア式庭園」が設けられている

イタリアパビリオンの屋上には「イタリア式庭園」が設けられている

なかでも注目は、プロセッコDOC保護協会がスポンサーを務めるカラヴァッジョの傑作「キリストの埋葬」だろう。圧倒的な構図と光の表現を間近に見ることができ、まさに“本物”にしか宿らない迫力を体感。この展示は、閉会の10月13日まで同パビリオンで鑑賞可能だ。

画像: これまで門外不出だったカラヴァッジョの名作「キリストの埋葬」

これまで門外不出だったカラヴァッジョの名作「キリストの埋葬」

パビリオン内には、紀元2世紀の大理石彫刻「ファルネーゼ・アトラス」や、レオナルド・ダ・ヴィンチの精緻な素描など、時代と国境を越えた芸術の至宝がずらりと並ぶ。2メートル超のアトラスは、天球儀を担ぐ巨人の姿に星座が刻まれ、古代の宇宙観を現代に伝える圧巻の存在感。レオナルドの素描は、その発想力と観察眼を間近で感じられる貴重な機会だ。

画像: 30個の(セラミック製の)心臓を円形に配置し心臓の鼓動を表現したインスタレーション「Apparato circolatorio」

30個の(セラミック製の)心臓を円形に配置し心臓の鼓動を表現したインスタレーション「Apparato circolatorio」

画像: 2026年に開催される「ミラノ・コルティナ冬季オリンピック・パラリンピック」の聖火台

2026年に開催される「ミラノ・コルティナ冬季オリンピック・パラリンピック」の聖火台

館内は静謐でありながらも熱気に包まれ、訪れる人々は皆、作品の前で息をのむ。現地に足を運ばなければ出会えないはずの名作がこの会場に集結し、美術ファンはもちろん、誰もが心を揺さぶられる体験を楽しめるだろう。

画像: ミケランジェロの彫刻「キリストの復活」を間近で、作品の息遣いを感じながら鑑賞できる

ミケランジェロの彫刻「キリストの復活」を間近で、作品の息遣いを感じながら鑑賞できる

鑑賞のあとは、レストラン「イータリー」へ。パスタやピッツァ、リゾットなど、本場仕込みの料理が並び、チーズや生ハム、オリーヴオイルといった厳選食材がテーブルを彩る。イータリーでは、イタリア全18州の郷土料理を週替わりで提供。イタリア各地のワインと合わせれば、まるで現地を旅しているかのような気分に。アートの余韻を味わいながら、五感で“イタリア”を堪能しよう。

画像: レストランは屋上にあり、夕方のテラス席は夕日が沈む大屋根リングを眺めながら食事ができる

レストランは屋上にあり、夕方のテラス席は夕日が沈む大屋根リングを眺めながら食事ができる

画像: ビーゴリ(太めのパスタ)に、アンチョビとタマネギで作るソースを絡めたヴェネト州のパスタ「ビーゴリ・イン・サルサ」、グリルした夏野菜をたっぷりトッピングしたピッツァ「オルトラーナ」、シチリア州の郷土菓子「カンノーリ」

ビーゴリ(太めのパスタ)に、アンチョビとタマネギで作るソースを絡めたヴェネト州のパスタ「ビーゴリ・イン・サルサ」、グリルした夏野菜をたっぷりトッピングしたピッツァ「オルトラーナ」、シチリア州の郷土菓子「カンノーリ」

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