ワインセラーの名門フォルスタージャパンから新登場!プロに愛されるフラッグシップシリーズ『ロングフレッシュ』と家庭向けカジュアルシリーズ『ホームセラー』に新モデルが登場。ソムリエのコメントともに紹介する。
フォルスター初!インバーターコンプレッサー採用
安定した温度・湿度管理はもちろんのこと、購入後のアフターケアを含めた信頼の日本製で、ソムリエやワインのプロたちの大きな支持を集める『ロングフレッシュ』。この7月発売になったばかりの2機種7型式は、同シリーズで初となる“インバーターコンプレッサー”を採用した。
「インバーターコンプレッサーとは、オン・オフの切り替えを繰り返すのではなく、庫内が冷えて設定温度に近くなるとゆるやかに運転する“省エネモード”のような機能です」と、「双日マシナリー㈱」フォルスタージャパン シニアソムリエの諸澤光治氏は解説する。
従来のコンプレッサーに比べて冷却効率がよく、エネルギー消費も少ないため、電気代の削減も期待できるという。
また、『ロングフレッシュ』の安定した温度・湿度管理能力の高さは、ワインの長期熟成に最適のセラーとして知られる。
とくにワインの長期保存には、振動が少ないことが必須条件とされるが、今回のインバーターコンプレッサーの採用により、従来機種に比べて振動が大幅に低減したことにも注目したい。
両サイド大型LED採用で視認性も検索性も抜群
ロングフレッシュの新機種のうち、ガラス扉タイプとなるモデルでは、大型LED照明が庫内手前両サイドに縦に配置されたことが特徴だ。これにより、店内でワインセラーの存在を際立たせるライトアップ効果が向上しただけでなく、従来機種のように上部にLEDを配したモデルに比べ、ボトルの検索性も格段に高まった。ラックの傾斜は、2〜20度の間で9段階の変更ができるようになり、ボトルエチケットを見せる収納も可能だ。
「銀座レカン」ソムリエの近藤佑哉氏は、「インバーターコンプレッサーにより振動が少なくなった分、稼働音も静か。非現実感の演出を求められる当店のようなレストランでは、大変ありがたいです」と話す。
ワインボトルを取り出しやすい新設計スライドラック
いっぽう、『ロングフレッシュ』に先行して6月に4機種リリースとなったのが、より手ごろな価格の『ホームセラー』だ。こちらは収納本数で18〜50本と、『ロングフレッシュ』の90〜120本に比べ一般家庭でも導入しやすい小型セラー。今回のラインナップの登場により、新サイズからスリムタワー型まで、設置スペースと希望する収納本数に合わせて、モデル選択の幅が広がったのが嬉しい。
「制約が多く、設置場所がシビアに問われる日本の住環境にも対応できれば」と諸澤氏。今回の4機種はともに新設計のスライドラックを導入し、ワインボトルの取り出しやすさが向上。スパークリングワインやブルゴーニュワインなどの太いボトルにも対応した棚間設定など、ユーザーにとっての使い勝手に配慮したマイナーチェンジがディテールにも施されている。
2温度タイプなら飲みごろ温度ですぐ飲める!
また、2温度タイプワインセラーとなる『FJH-108GD(BK)』に関しては、上下各室に1台ずつ冷却ユニットを搭載し、それぞれ別の設定温度とすることが可能だ。これにより、片方の庫内はワインの貯蔵に適した12〜15℃に設定し、もう片方はワインに適した好みの飲みごろ温度に設定しておけば、セラーを開けてすぐ飲みたいワインを飲みごろの温度で楽しめるという使い方もできる。
「これなら夏場に白ワインをキンキンに冷やして自宅で楽しむこともできるし、ワインの勉強をする時も、帰宅してすぐにトレーニングを始められますね」と、ソムリエの岩田渉氏。
プロのソムリエが職場で絶対の信用を置く『ロングフレッシュ』と、プライベート用に指名買いする『ホームセラー』。フォルスター・クオリティをレストランやショップで、そして家庭で。猛暑の続く今年の夏、フォルスタージャパンの導入を用途に応じて検討してみたい。
フォルスタージャパン公式サイト
https://www.forster.jp/