11月、大阪と東京で「ユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボルドー」の2016年発表会が行われた。東京会場に集まったシャトーのブースを訪問した。

 「ユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボルドー」とは、ボルドーのメドック、ペサック・レオニャン、ソーテルヌ、バルザック、サンテミリオン、ポムロールの最良アペラシオン(呼称産地)にある、134シャトーからなる生産者団体。毎年15カ国65都市を回り、国際的な試飲会を開催している。

「シャトー・カノン・ラ・ガフリエール」

 サンテミリオンにある第1特別級Bのシャトー。カベルネ・フランの出来が良く、ジューシーな飲み心地とストラクチャーが表現できたという。メルロはフィネスと複雑な香りを表現した。

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