日本の高品質ワインセラーメーカーのパイオニア「フォルスタージャパン」。その前身「エス・ティー・フォルスター」が1987年に設立されて今年で33周年だ。今春、相次いで発表した最新モデルを3回に分けて紹介していくシリーズ、今回はその2回目。
自然光降り注ぐナチュラルなキッチンで温もりを感じるアーモンドホワイト。シックな空間で思わず目を奪われる鮮やかなワインレッド。「フォルスタージャパン」が放つ春の新色が華やかだ。
この2色のカラーリング、どこか見覚えがあるかもしれない。そう、遡ること1987年、同社創業年にリリースされた名機『ロングフレッシュST-270』こそ、このアーモンドホワイトであり、翌年88年に発売となったのがワインレッド(発売当時別称)だった。
蘇ったロングフレッシュ2色のカラーモデル
『ロングフレッシュST-RV273G(A)』(アーモンドホワイト)と『ロングフレッシュST-RV273G(R)』(ワインレッド)は、現行機『ロングフレッシュST-RV273G(M)』の機能、デザイン、収容本数(77本)をそのままに、ボディカラーを2色で展開したもの。メイド・イン・ジャパンの「ロングフレッシュ」が誇る加湿循環方式や、演出効果の高いLED照明なども健在だ。標準的な右開き仕様以外に、左開き仕様モデルも選択可能である。
カラーバリエーションはホームセラーにも踏襲
新色カラーバリエーションは、近日発売となるカジュアルライン『ホームセラー』にも受け継がれる。ブラックのみだった従来機種にカラーバリエーションを加えた『ホームセラーFJH-108GD(A)』(アーモンドホワイト、34本収容)、『ホームセラーFJH-108GD(R)』(ワインレッド、34本収容)、『ホームセラーFJH-127GS(R)』(ワインレッド、50本収容)3機種のほか、注目すべきは、幅わずか34.5センチというホームセラー史上もっともコンパクトな2温度タイプワインセラー『ホームセラーFJH-56GD(A・R・BK)』(アーモンドホワイト、ワインレッド、ブラックの3色、各18本収容)と1温度タイプワインセラー『ホームセラーFJH-55GS(BK)』(ブラックのみ、18本収容)の新登場だ。キッチンや部屋のちょっとした隙間にも設置しやすく、空間のテイストにも合わせやすいチョイスが増えた。2温度タイプのモデルなら、貯蔵温度と飲み頃温度とで一台を使い分けることもできる。
機能は最新に、ボディカラーは原点に回帰。業界のパイオニア、フォルスタージャパンの新展開に目が離せない。
詳細は「フォルスタージャパン」サイトをチェック
text by Ryo TAMURA