フィリピンヌ・ド・ロスチャイルド財団の「クレール・ミロン・ダンス賞」の授賞式が10月23日にボルドーのグラン・テアートルで行われ、ボルドー国立オペラで活躍するモーリシャス出身のアナ・ゲオンさんと日本出身の長谷川亮太氏が選ばれ賞と記念の楯が授与された。

画像1: 第3回「クレール・ミロン・ダンス賞」は、ボルドー国立オペラで活躍するアナ・ゲオンさんと長谷川亮太氏が受賞

2016年に創設されたフィリピンヌ・ド・ロスチャイルド財団は、バロン・フィリップ・ロスチャイルド社(シャトー・ムートン)を率いて2014年に80歳で亡くなったフィリピンヌ・ド・ロスチャイルド男爵夫人がコメディー・フランセーズ、ルノー・バロー劇団で活躍した経歴を持っていることに因んで創設されたもの。財団の活動の一つとしてダンスの世界で活躍する人に贈るクレール・ミロン・ダンス賞が創設され、今回3回目となる。

画像2: 第3回「クレール・ミロン・ダンス賞」は、ボルドー国立オペラで活躍するアナ・ゲオンさんと長谷川亮太氏が受賞

授与式でフィリピンヌ・ド・ロスチャイルド財団のフィリップ・セレス・ド・ロスチャイルド会長は、「最近の芸術の世界にとって苦しい時期を乗り越えクレール・ミロン・ダンス賞の授与式を催し、再度舞台芸術に光を与える事が出来ることを大変嬉しく思います」と挨拶した。

画像3: 第3回「クレール・ミロン・ダンス賞」は、ボルドー国立オペラで活躍するアナ・ゲオンさんと長谷川亮太氏が受賞

今回クレール・ミロン・ダンス賞を受賞したアナ・ゲオさんは2005年から2010年までモーリシャスの青年ダンスチーム、パリ・コンセルヴァトワール・ジュニア・バレーで訓練を受け、2016年にエキストラとしてボルドー・国立・オペラに加わった後、いくつかの演目に出場した。

画像4: 第3回「クレール・ミロン・ダンス賞」は、ボルドー国立オペラで活躍するアナ・ゲオンさんと長谷川亮太氏が受賞

長谷川亮太氏は横浜の長谷川バレエスタジオでダンスを始め、2015年にロンドンのロイヤルバレエ学校に入学し2018年に卒業。その後、2018年8月にボルドー国立オペラバレエに加わった。2015年に東京都バレエ賞1位。ユースアメリカグランプリ2位などの入賞歴を持つ。

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