ソーテルヌの格付けにおいて、最高クラスのプルミエ・クリュ・シュペリュールに唯一格付けされ、名実ともにソーテルヌの頂点に立つ「シャトー・ディケム」。多様で恵まれたテロワールに加え、400年以上にわたって培ってきた技術を受け継ぐ熟練の職人の存在により、最高品質のソーテルヌを生み出している。

現在注目を集める六本木のワインインポーター「㈱ソムリエ」が今年3月に開催したセミナーでは、シャトー・ディケムのマーケティング担当マシュー・ジュリアン氏が来日し、多くの著名ホテル、グラン・メゾンのソムリエやワイン業界関係者が集まり、特別試飲会が行われた。

シャトー・ディケムは現在、世界各国のレストラン50軒と提携。優先的に最新ヴィンテージを販売し、デザート以外のメニューに合わせてバイ・ザ・グラスで提供してもらっているという。

「これらのレストランはシャトー・ディケムの世界を照らしてくれる、いわば灯台のような存在。甘口ワインやデザートワインといったイメージを変えて、どんなシチュエーションにも合うということを訴求していきたいと考えています」と、セミナー冒頭にジュリアン氏は語った。

セミナーには、有楽町のフレンチレストラン「アピシウス」のシェフソムリエ、情野博之氏が講師として参加。2021年をはじめ、16年、10年の三つのヴィンテージを試飲した。

画像: 左から『シャトー・ディケム 2010年』(品種:セミヨン80%、ソーヴィニョン・ブラン20%、参考商品)、『同 2016年』(品種:セミヨン80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%、参考商品)、『同 2021年』(セミヨン65%、ソーヴィニヨン・ブラン35%、税込希望小売価格@@@円)

左から『シャトー・ディケム 2010年』(品種:セミヨン80%、ソーヴィニョン・ブラン20%、参考商品)、『同 2016年』(品種:セミヨン80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%、参考商品)、『同 2021年』(セミヨン65%、ソーヴィニヨン・ブラン35%、税込希望小売価格@@@円)

情野氏曰く「ワインメーカーの腕が試されたヴィンテージ」である21年は、ヒョウや霜といった天候、病害などのリスクが重なり、醸造をやめたシャトーもあるほど難しい年だった。しかしシャトー・ディケムでは150人近くを動員し、丁寧に栽培、収穫したことで、健全なブドウを得ることができた。ワインは酸と甘味、苦味のバランスが取れた味わいに仕上がっている。ソーテルヌの当たり年とされる16年はカラメルのようなニュアンスがあり、熟成のポテンシャルを感じさせる1本。気候が21年と似ている10年は、21年の熟成したスタイルが感じられるヴィンテージで、アプリコットのジャムのような貴腐由来の香りやアーモンドのようなニュアンスがある。

「シャトー・ディケムといえば、飲みごろになるまで10〜20年は待つものが多い印象でしたが、21年はそのイメージを覆すヴィンテージです」(情野氏)

「若いシャトー・ディケムも充分楽しめるレベルであることを、たくさんの方に知ってほしい」とジュリアン氏。今年7月リリースの21年で、その世界観が体感できる。

画像: 講師を務めた「アピシウス」シェフソムリエの情野博之氏(左)と「シャトー・ディケム」マーケティング担当のジュリアン・マシュー氏。「今はコース料理のスタイルも多様で、品数も多い。どのタイミングでワインをサービスするかが重要です。デザートワインとしてコースの最後にお出しするよりも、コースの早い段階でお出しするのも一つの手。シャトー・ディケムは甘味が豊かなだけでなく酸味がしっかりしているので、食中でも活躍すると思います」(情野氏)

講師を務めた「アピシウス」シェフソムリエの情野博之氏(左)と「シャトー・ディケム」マーケティング担当のジュリアン・マシュー氏。「今はコース料理のスタイルも多様で、品数も多い。どのタイミングでワインをサービスするかが重要です。デザートワインとしてコースの最後にお出しするよりも、コースの早い段階でお出しするのも一つの手。シャトー・ディケムは甘味が豊かなだけでなく酸味がしっかりしているので、食中でも活躍すると思います」(情野氏)

セミナーに参加したソムリエの皆さん。マシュー氏を囲んで

シャトー・ディケム Château d'Yquem

数百年の歴史を有するボルドー地方の中でも最古の生産者の一つで、世界三大貴腐ワインの一角を担う。もともとイギリス国王が所有していた「シャトー・ディケム」の土地は1453年にフランス国王の手に渡り、1711年にはソヴァージュ家が国から土地を買い取った。その後1785年、ソヴァージュ家の女性とサリュース家の伯爵が結婚したことで、シャトー・ディケムの所有権はサリュース家へと移る。1999年「ルイ・ヴィトン・モエ・エ・ヘネシー・グループ(LVMH)」傘下になった。
約150人ものスタッフが7週間近くかけて手摘みしたブドウを使って、最高品質のソーテルヌを造る。ブドウの選別は非常に厳しく、1本のブドウ樹から生まれるワインはグラス1杯だけ。その味わいは濃厚ながらさわやかな甘さが特徴。ソーテルヌの格付けにおいて、最高クラスのプルミエ・クリュ・シュ―ペリュールに唯一認められたシャトー。

text by Mie NAMBA

㈱ソムリエ

本社所在地:東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビルディング3階
代表取締役:守川敏 事業内容:ワイン事業・飲食事業
設立:2023年11月1日 (旧社名 トゥエンティーワンコミュニティ)

六本木で、フランスをはじめとした世界16か国から、選りすぐられた2,000種類以上のワインを輸入販売。輸入販売のほか、「ワインショップソムリエ」、和牛ステーキ懐石「六花Rikka」、イタリアンレストラン「Sakura」を経営し、特に食に合うワインに強みを持つ。

㈱ソムリエによる『シャトー・ディケム 2021年』プリムール特別抽選販売

『シャトー・ディケム』の2021年リリースに合わせて『シャトー・ディケム 2021年』プリムール特別抽選販売(飲食店向け)が決定!

「いち早く届けたい」という生産者の思いから、航空便で輸入したものをお届け。
年々入荷数が限られている、希少な『シャトー・ディケム』を購入できる貴重な機会です。
ぜひご検討の上お申込みを!

★抽選販売アイテム★
『シャトー・ディケム 2021年』(750ml) 特別価格:6万円(税別) 限定6本
『シャトー・ディケム 2021年』(375ml) 特別価格:3万円(税別) 限定6本

▼応募はこちらから▼

抽選締切:7月19日(金) 
お届け:7月下旬予定

ご当選された店舗の方には㈱ソムリエからご連絡が届きます。

飲食店向けの抽選販売です。個人のお客様はお受けできかねますので、あらかじめご了承ください
*恐れ入りますが、1店舗につきどちらか1本の抽選販売となります
*数量に限りがあるため、抽選販売とさせていただきます
*1店舗につき1本限りとさせていただきます

【セミナー会場】和牛ステーキ懐石「六花 Rikka」

営業時間:ランチ/月曜~金曜11:00~15:00、土曜・日曜・祝日11:30~16:00
ディナー/月曜~金曜17:30~23:00、土曜17:00~23:00、日曜・祝日17:00~22:00
住所:東京都港区六本木6丁目1-12 21六本木ビル2F

六本木駅より徒歩1分。半世紀にわたり最高級の和牛を選び抜いてきた老舗肉問屋の慧眼とグラン・メゾン出身のシェフたちによる、石窯を使った究極の火入れステーキをはじめとした、イノベーティブ料理を、ラグジュアリーな個室で味わえる。

問い合わせ先:㈱ソムリエ TEL.03-5413-1234(ワイン法人営業部)
〈株式会社ソムリエ〉https://www.sommelier-wine.co.jp
〈ワインの仕入PRO〉https://wsommelier.com/
〈ワインショップソムリエ〉https://wsommelier.com/

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