ビール王国web連載「夜の帳を待てぬピエロ」
第一回「シメイがガストリック」は本当か!?
かれこれ20年来の付き合いである、本誌プロデュサーのA氏から「毎号ビール王国を読んで、面白かったこと、つまらなかったことのどちらでもいいので一読者として書いてくれ」とのお電話をいただいた。一読者として──、という一言に食指が動いた。こう世の中がややこしくなってくると、言論の自由が保障されているわが国であっても、──もちろんヘイト系のそれは同じ土俵で論ずるものでないことは前提としても──、好き勝手なことを言えなく(書けなく)なっているのが実情だ。そんな昨今、一読者として好きなことを書いてよろしい、というお達しは願ったりかなったり、二つ返事でお受けした次第。以後、お時間あればお付き合いいただ...