南アフリカのスパークリングワイン「キャップ・クラシック」と
「グラハム・ベック・ワインズ」の美味しさの秘密
今年9月、南アフリカの瓶内2次発酵ワイン「メトード・キャップ・クラシック」(MCC)が50周年を迎える。これを記念し、キャップ・クラシック生産者協会(CCPA)会長で「グラハム・ベック・ワインズ」醸造長のピーター・フェレイラ氏がオンラインセミナーを開催した。
MCCは南アフリカワインの成長株で、現在は257社により年間1000万本近く醸造されている。80パーセントを輸出し、日本は8番目に多い輸出国となっている。CCPAは1992年に誕生した。大規模ワイナリー(年間50万本以上を生産)7社が生産量の70パーセントほどを占める。7社のうちの1社が、西ケープ州ロバートソンにある「グラハム・ベッ...