エストニアのシードル上陸!
バルト海沿岸のエストニアは、国土の4分の3が森林と湿地に覆われた国。短い夏と長い秋、石灰質の土壌から、密度の濃い香り高いリンゴを生み出す。「ヤーニハンソ醸造所」が造る、シャンパーニュのようにキメ細かい泡が立ち上る極上のクラフトシードルが日本にお目見えした。
ヤーニハンソ醸造所はエストニアの北部で、18世紀からシードル生産。2000年に醸造所のオーナーとなったロージマ家は「シードルは自然の結晶そのもの」だという信念を持ち、原材料となるリンゴを丁寧に育てている。醸造については、野生酵母だけを使用し、シャンパーニュと同じ瓶内2次発酵で仕上げる。18カ月~30カ月の長期熟成を経て現れるキメの細か...