ワインセラー「ルフィエール」展示棚仕様の大容量セラーで
オーナー厳選ワインをアピール
神戸市三宮の繁華街に今年2月23日オープンしたワインバー「ラントリュ」は、30歳の若手オーナ長谷川友基氏の審美眼が光るワインバーだ。飲食店が入る小さな4階建てビルの最上階。看板はなく、急階段を登りきった人だけがたどり着く、1970年代のジャズが流れる小空間は、さながら中空に浮かぶモダンミュージアムのよう。
長谷川氏は「神戸北野ホテル」のバー部門勤務を経て、同じ三宮エリアにあったワインバー勤務ののち、30歳を期に自店を開業した。
「クリーンでナチュラルなワインを中心に、これから頭角を現すであろう生産者」のワインを選び抜き、約800本をそろえる「ラントリュ」だが、主軸となるワインを収納するの...