「オーパス・ワン」初ヴィンテージも手掛けた、ポール・ホブス氏の「ポール・ホブス・ワイナリー」で、産地の個性を知る
ポール・ホブス氏は、1978年に「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー」でワインメーカーとしてのキャリアをスタート。翌79年に「オーパス・ワン」のチームに配属され、81年には醸造担当のヘッドに。その後「シミ・ワイナリー」を経て、ニューワールドの醸造コンサルタントとして、チリやアルゼンチンなどでも活躍。そして、91年に「ポール・ホブス・ワイナリー」を設立した。
DNAは変わらないが、環境によって変化はする
「120ヘクタールある畑のうち、約20ヘクタールはナパに、残りの約100ヘクタールはソノマにあります。中心は、クオリティコントロールができる自社畑です。契約畑は創立の時からのハイド・ヴィンヤ...