「シャトー・ラフルール」の深い魅力
その優美さでファンの多い「シャトー・ラフルール」。醸造責任者オムリ・ラム氏が昨年末に来日、ワインメディアとともに焼き鳥を楽しんだ。まるで忘年会のようなリラックスした雰囲気の中で、シャトー・ラフルールの造りの美しさの秘密と、和食との相性の良さを語ってくれた。
ボルドー右岸の最高峰の一つで「ペトリュスに迫る」と評されるのがポムロールの「シャトー・ラフルール」だ。力強さとフィネスを併せ持ち、その華やかな香りはグラスを手にする人を瞬時に魅了する。
ラフルールの名はポムロールのプラトーに位置する4.5ヘクタールのリューディ―に由来する。1872年にアンリ・グルルー氏が所有者となり、この地に家とセラ...