イタリア、ラツィオ州で土着品種にこだわりワインを造る
「チンチナート」
イタリア、ラツィオ州の歴史ある生産者協同組合「チンチナート」のマーケティングディレクターのジョヴァンナ・トゥリゾリオさんが来日し、東京・青山のイタリアン「アクアパッツァ」でメーカーズディナーを開催した。
チンチナートはローマから南東に50キロほどの場所にあるコーリという町で、1947年に設立された生産者協働組合。現在104の組合員で構成され、284ヘクタールのブドウ畑からワインを造っている。地中海からも20キロほどと近く、丘陵地帯に広がる火山性土壌のエリアで、標高は250メートル。
この地域といえば白ブドウが有名で、同社でも生産量の約70パーセントが白ワイン。造っているのは白品種はベッロ...