一流ホテルマンが満を持して造るサン・テミリオン『シャトー・クラリス』
「フォーシーズンズ・ホテル・リゾートグループ」や「ル・ブリストル」など世界の有名ホテルで活躍してきたディディエ・ル・カルヴェス氏が2010年にワイン産業に乗り出し、取得した「シャトー・クラリス」。愛娘の名を冠したというこのシャトーはボルドー、ピュイスガン・サン・テミリオン地区に位置する。
ボルドー地方で有名なコンサルタントのステファン・ドゥルノンクール氏と2年間かけて畑を探し、この地に10ヘクタールの畑を見付けたことからスタートした。
標高80メートルのピュイスガンの丘に位置する畑の土壌は粘土石灰質。銘醸ワイン「シャトー・オーゾンヌ」があるサン・テミリオンの丘と標高も土壌もほぼ同じだとい...