フランス・ソーテルヌ「シャトー・ギロー」と日本料理の出合い
極甘口ワインの最高峰、ボルドー・ソーテルヌを代表する「シャトー・ギロー」。
醸造責任者のサンドリーヌ・ガルベイさんが来日し、ソーテルヌ・ワインの魅力を伝え、和食とのペアリングも探った。
ガルベイさんはボルドー大学在学中に「シャトー・ラトゥール」で研修し、ワインの道へ進むことを決めた。卒業後はソーテルヌの「シャトー・ディケム」に就職。24年間醸造に携わり、2022年にシャトー・ギローに転職した。
ソーテルヌは、貴腐菌が付いたブドウで造る極甘口ワイン。霧の発生など好条件がそろった時に果実に貴腐菌が付き、それにより水分が飛び糖分が凝縮、独特の香りをまとう。一般的に1本のブドウ樹から1本のワイン...