コラム

初「セラーマスター・オブ・ザ・イヤー 2019」に輝く女性醸造家ナタリー・ラプレイジュさん来日

2025年に200周年を迎える老舗メゾン 1825年創業のシャンパーニュメゾン「ジョセフ・ペリエ」の拠点は、エペルネの東に位置するシャロン・アン・シャンパーニュである。ガロロマン期の遺産を生かしたセラーは全長３ｋｍ、200万～300万本をストック、年間の生産量は75万～80万本。英国王室との繋がりが強く、フラッグシップの『キュヴェ・ロワイヤル』はヴィクトリア女王とエドワード7世の御用達になったことから“ロワイヤル”の名が与えられた。ファミリー経営で、現在は5代目のジャン・クロード・フルモン氏の息子ベンジャミン・フルモンCEOが6代目を継承、34歳の若きリーダーだ。 女性シェフ・ド・カーヴ...
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Fumiko AOKI @ ワイン王国
ニュースイベントコラムフランスシャンパーニュワイン産地ピックアップ

ラングドック地方「ドメーヌ・ド・バロナーク」をパリで紹介

「バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド」社は、フランスソムリエ協会会長を務めるフィリップ・フォルブラック氏が経営する「ビストロ・ド・ソムリエ」（パリ）にて、グループ傘下の「ドメーヌ・ド・バロナーク」の紹介を行った。 ラングドック地方リムーにあるドメーヌ・ド・バロナークの創建は、17世紀。1998年にバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社前社長フィリピンヌ・ド・ロスチャイルドさんと3人の子ども（フィリップ・セレス・ド・ロスチャイルド氏、ジュリアン・ド・ボーマルシェ・ド・ロスチャイルド氏、カミーユ・ド・セレス・ド・ロスチャイルドさん）が買収した。 110haの敷地面積のうちブドウ園面積は...
Toshio MATSUURA（Paris） @ ワイン王国
コラムフランスラングドック

「マイィ・グラン・クリュ」の特別キュヴェ『アルティスティク』シリーズ、パリでお披露目

今年のシャンパーニュの収穫は、8月中旬に始まり9月初めに大方終えた。これは異常な猛暑で、並外れて収穫が早かった2003年の収穫開始記録を塗り替えるものだ。2020年の収穫を終え一段落した9月23日、「マイィ・グラン・クリュ」は、ゼネラルマネジャーのジャン・フランソワ・プレオ氏らが出席して、パリの3ツ星「レストランKEI」で「マイィ・グラン・クリュ」の特別キュヴェ『アルティスティク（Artistique）』シリーズの紹介を行った。 特別キュヴェ『アルティスティク』シリーズは「マイィ・グラン・クリュ」の神髄を表現するために始まったもので、毎回、個性的なミレジームを描写した意匠デザインを現代美...
Toshio MATSUURA（Paris） @ ワイン王国
コラムフランスシャンパーニュ

ワイン王国編集部の「試してみました！」～甲州ワイン『しふく』編～

30℃超えが続いた、ある夏の日。本日も築地は暑く、編集部にはミーンミーン……とセミの声が鳴り響きます。 「暑い……暑いね……クーラーつけていても（換気のために）窓を開けているから、もわっとするね……」 仕事がひと段落し、待ちに待った定時です。しかし気温が下がらず、蒸し暑さは募る一方。すると、どこからともなく 「こんな時こそ、さわやかな白ワインの気分。よく冷やしたフレッシュ系の……そうだ、甲州の白ワインは？」 さっそく、編集部のワインセラーをチェック。すると、先日、キッコーマングループさんから新商品としてサンプルを送っていただいた『マンズワイン しふく』を発見しました。 素材の持ち味をいか...
ワイン王国編集部 @ ワイン王国
コラムニュース日本フードペアリング

シャンパーニュの帝王が醸す「IWA」と響き合うマリアージュ　インスタグラム｢le_plaisir_de_toyama」始動③

IWAの個性とLe Plaisir de Toyamaへの世界からの称賛 『IWA』の最大の特徴は、その類稀なユニークさです。日本酒ではあまり行われない「アサンブラージュ（ブレンド）」によって造られるため、リリースごとに味が同じではないとのこと。まさにシャンパーニュ造りの手法の応用です。リシャールの鋭い感性がすべてを決めます。 第1回リリースのIWAには、以下のような特徴が感じられました。 まずはフレッシュ&フルーティーな白ワインのようなアロマティックさです。白い花やオレンジ、キンカン、ピンクグレープフルーツのような柑橘類の香りがまず現れ、次いでアプリコットやプラム、そして僅かならがアー...
ワイン王国編集部 @ ワイン王国
ニュースコラムフードペアリング日本シャンパーニュ日本酒ピックアップ

ジャパニーズクラフトジンの先駆け『季の美』の世界観を体験「季の美 House」オープン

京都で蒸溜されているクラフトジン『季の美』のブランドハウス「季の美 House」が京都、二条通りにオープンした。築100年以上の町家を改装したというハウス内には季の美の世界観を体験できる四つの「間」を配している。インテリアには京都の職人による手作り家具や西陣織のテキスタイル、壁面には季の美のパッケージデザイン同様の唐紙を採用するなど、季の美らしさを体現している。 ハウスに入ってすぐは「お店の間」。季の美全ラインナップに加え、この場所に湧く井戸水を仕込み水として使用した限定商品『季の美 House ジン』も販売しているので要チェックだ。スタンダードの『季の美京都ドライジン』よりも口当たりが...
ワイン王国編集部 @ ワイン王国
ニュース日本コラム

ボルドーの生産者団体「グラン・セルクル・デ・ヴァン・ド・ボルドー」のプリムール試飲を通して

「グラン・セルクル・デ・ヴァン・ド・ボルドー（Grand Cercle des Vins de Bordeaux）」は、2013年にアラン・レイノー氏の呼びかけで組織されたボルドーの生産者組織だ。現在右岸91シャトー、左岸47シャトー、合わせて138シャトーが加盟し、134シャトーを会員に持つ「ユニオン・デ・グランクリュ・ド・ボルドー」とともに現地でのボルドー・プリムールの試飲の担い手として重要な役割を果たしている。 今年も3月末から4月上旬にかけて、2019年産ボルドーの現地試飲を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う外出禁止令のため中止に。しかし、代替措置として会員シャ...
Toshio MATSUURA（Paris） @ ワイン王国
ニュースイベントフランスボルドーコラム

シャンパーニュの帝王が醸す「IWA」と響き合うマリアージュ　インスタグラム｢le_plaisir_de_toyama」始動②

シャンパーニュ「ドン ペリニヨン」の最高醸造責任者を28年間務めたリシャール・ジョフロワ氏が、富山県立山で造る日本酒「IWA」が発表されました。それを受けジョフロワ氏の友人としてこのプロジェクトを応援する児島速人氏がインスタグラム「le_plaisir_de_toyama」を始動。IWAと料理の相性を綴っています。児島氏とジョフロワ氏の出会いから、プロジェクトを支援することになった経緯、「le_plaisir_de_toyama」の全容、IWAについて紹介する連載です。 Vin de Bonheur、そしてLe Plaisir de Toyamaへ 「Vin de Bonheur」は、2...
ワイン王国編集部 @ ワイン王国
コラム日本酒フランス日本ソムリエピックアップ

シャンパーニュの帝王が醸す「IWA」と響き合うマリアージュ インスタグラム｢le_plaisir_de_toyama」始動

シャンパーニュ「ドン ペリニヨン」の最高醸造責任者を28年間務めたリシャール・ジョフロワ氏が、富山県立山で造る日本酒「IWA」が発表されました。それを受けジョフロワ氏の友人としてこのプロジェクトを応援する児島速人氏がインスタグラム「le_plaisir_de_toyama」を始動。IWAと料理の相性を綴っています。児島氏とジョフロワ氏の出会いから、プロジェクトを支援することになった経緯、「le_plaisir_de_toyama」の全容、IWAについて紹介する連載です。 リシャール・ジョフロワとの友情 今から30年ほど前、私はある航空会社でソムリエ育成教育と機内ワイン選定委員をしていまし...
ワイン王国編集部 @ ワイン王国
コラムピックアップシャンパーニュ日本酒

ワイン王国編集部の「試してみました！」～サバ缶＆サラダナッツ編～

自宅でワインを楽しむ時に「すぐ食べられる美味しいおつまみ」があるとうれしいですよね。 調理ナシで美味しくいただけるおつまみを見付けたので、ご紹介します。 ふっくら肉厚 お箸もワインも止まらなくなるサバ缶 大ヒットしているサバ缶。最近はおしゃれなパッケージや、おつまみ用に味付けをしている商品も多く見かけます。今回は3月に新発売となった、美味しくてワインに合うサバ缶をご紹介します。 『サントーニャ・サバ・オリーブオイル漬』。「レモンケイパー」「スパニッシュパプリカ」「ローストガーリック」の3種の味付けがあります。 早速「レモンケイパー」をパッカン。 肉厚のサバの身がぎっしり詰まっています！ ...
ワイン王国編集部 @ ワイン王国
コラムフードペアリングおつまみ缶詰瓶詰イギリスイタリア

ワイン王国編集部の「試してみました！」～串揚げ編～

桜が満開を迎えた、3月後半のとある日。今年は外でのお花見を自粛して、編集部内でささやかにお花見気分を楽しみました。この季節選びたくなるのは、やはりロゼ。またルガーナの白とブルゴーニュも用意して、料理をテイクアウト！ ロゼは『ドメーヌ・シュヴロ・ロゼ・サクラ 2018年』。ラベルにも桜があしらわれ、まさに桜の下で飲みたい１本ですね。ピノ・ノワール100パーセント。イチゴやチェリーのアロマが香ります。辛口ですが味わいは深く、前菜～メインまで対応してくれそうです。 白は『ゾーニン・ルガーナ 2018年』。白い花のような香りとミネラルを感じ、しっかりとした余韻があります。ヴェネト州で造られるトレ...
ワイン王国編集部 @ ワイン王国
コラムフードペアリングフランスイタリア

ワイン王国編集部の「試してみました！」～切りたて生ハム編～

『ワイン王国』本誌の校了を目前に控え、美味しいワインで小休止。ワイン王国113号（2019年10月4日号）でも現地取材した山梨県南アルプス市にある「ドメーヌ・ヒデ」の『ドメーヌ・ヒデ ソール 2017年』と『ArtLabel 2017年』をいただきました。 ドメーヌ・ヒデは、多彩な経歴を持つオーナーの渋谷英雄氏が、50代でワイン造りへの挑戦を開始したという気鋭のワイナリー。『ミズナラロゼ・ジャポネ2018年』はG20大阪サミットで振舞われるなど、注目が集まっています。 ソールはメルロ29パーセント、カベルネ・ソーヴィニヨン71パーセント。軽やかなタンニンと赤い果実がチャーミングに香る赤ワ...
ワイン王国編集部 @ ワイン王国
コラムフードペアリング日本
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